小田原城 動物園/行くの人気のきょうのニホンザルの閉園

小田原城 動物園/行くの人気のきょうのニホンザルの閉園

 

小田原城の動物園はなぜ閉園?

小田原城の動物園は現在、閉園しています。

 

 

小田原城の城跡整備のため、平成17年から飼育動物の譲渡などを進めてきました。

 

また、国の史跡である小田原城の周囲に、城と関係ない施設があるのは適切ではないという指摘を文化庁から受けていたそうです。(そんなの別にいいじゃん、と思うけど…)

 

結局動物園は指摘を受け入れ、徐々に動物を減らし、ニホンザル7頭が最後まで残っていました。

 

最後まで残っていたニホンザル
小田原城動物園 - 小田原市城内/動物園 | Yahoo!マップ

 

そして、2023年12月14日に閉園。動物園は70年も続いたそうです。

 

小田原動物園閉園について | お知らせ | 小田原城【公式】

 

閉園後は、元動物園の敷地は、歴史的な城址公園としての役割を強化するために利用されていく予定です。

 

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小田原城の動物園の象

小田原城動物園の象はウメ子。

 

ウメ子は、1950年(昭和25年)に「小田原こども文化博覧会」の際にタイから来園しました。その時の推定年齢は3歳で、以降約60年間にわたり小田原動物園の象徴的存在でした。ウメ子は、小田原の特産品である梅にちなんで名付けられました。

 

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2009年9月17日の朝、ウメ子は死亡しました。もう10年以上も前なんですね。

 

飼育員が飼育舎の中で横たわったままのウメ子を発見し、その後死亡を確認しました。最近の健康状態は良好で、死亡する前日も餌は完食しており、特に異常は見られませんでした。「主治医の伊藤獣医からは『解剖しないとはっきりとしたことはわからないが、所見では老衰と思われる』との話があった」とも言われています。

 

ウメ子の死後、急遽設けられた献花台には早くも花束や好物の野菜などが供えられ、参列者が手を合わせてウメ子を悼む姿が見られました。市内在住の男性は「もっと長生きしてもらいたかったが今はとりあえずありがとうが言いたい」と語っていました。

 

ウメ子の死は、小田原動物園だけでなく、小田原市にとっても大きな喪失であり、その影響は広範囲に及びました。ウメ子は小田原の象徴で、「小田原のアイドル」とも言われていました。その死を悼み、多くの市民が献花台に訪れました。ウメ子の思い出を共有し、その功績をたたえるために、「ウメ子のお別れ会」が開催されました。

 

その後、ゾウ舎のあった場所に、ウメ子のレリーフが飾られました。

 

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